もう一人の私

2001年7月27日
 今日は試験を受けてきた。
 といっても、最初で最後の試験だ。
 持込OKの試験で、いつもなら余裕の試験になるところが、出された問題は私がちょうど出ていなかった部分で、一瞬ぽかんとなった。
 なんのこっちゃ?
 と思いつつ、プリントをめくり続ける私。
 ・・・・やってないとこじゃーん。
 人に頼ることをしないので、こういうときはバカを見る。
 気を取り直して、違う問題に取り組む。
 問題は4問あったのだが、他はちょっとひねったやつだったので、ちょっと迷っていたのだ。
 先生の説に異論を唱えよ、という形式だったが、うまくいくとA+がつく。
 まあ、私の場合、苦し紛れに書いているので、下手したら「不可」なんてこともありうるな。
 でも、安全圏の問題は、一行も書けないので、仕方ない。
 50分間めいっぱいかけて解答。
 そして帰宅。

 図書館で借りていた本を返すが、次に借りるのも面倒でそのまま帰った。
 また来なきゃいけないんだったら、今日借りておけばいいのに・・・でも連れがいたから、それも面倒で。
 あんまりクーラー効いてないしよう。
 来月、また来ましょう。

 帰宅後、北川歩実の「もう一人の私」を読む。
 「もう一人」の自分が出てくる短編がいろいろ収録されていた。
 自分とそっくりの従兄弟、自分の名を騙る詐欺し、赤の他人なのにそっくりなためかつては替え玉受験をしたことのある人、赤ん坊の取り違えをネタに脅迫してくる少年、双子の姉妹、などなど。
 どうでもいいけど、この人はなんで素性を明かさないんでしょうかねー。
 男か女かも明かしてないんだよね。
 まあ、どっちにでもとれる名前だ。
 年齢もわからんが、私よりかは年上だろう。(そりゃそうだ。95年にデビューしてんだから。年下だったら中学生以下じゃん、その当時)
 この人の作品は、「模造人格」や「金のゆりかご」「僕を殺した女」くらいしか読んでない。「僕を殺した女」はともかく、他の2作品は変な人が出てきたっけなー。

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