先生のところで卒論指導を受けた後、地元に戻り、昼食をとってから袴を見に行った。
卒業式は三月だけれど、いまのうちに予約しておかなければならんと思って。
思えば、成人式の着物のレンタルって、めちゃくちゃギリギリでしたんだっけなー。
1月10日が本番なのに、12月19日に予約してたもんね。
なんか、あの頃は全てにむかついていて、やけっぱちになっておりました。
今となっては旧き良き思い出。

昼食はその着物を貸してくれるお店の近くで。
その辺は何もないということで有名な土地。
ほんとに、何もない。
駅前の商店街なんて、売り出さなきゃならない時期なのに、開いていない。
開いている店のほうが少ない。はっきりいって。
そして、食べ物屋さんも、全然ない。
橋を渡って、ずいぶん歩いてから、やっとこさお店にたどりつく。
なんか、めちゃくちゃ怪しい名前の店なんだが、一応「ファミリーレストラン」と自称しており、意外にも流行っていた。1時ごろに行ったんだけど、満席だったもの。
不幸なことに、隣のテーブルはガキが3人もいたし、私の位置からはテレビが見えなかった。
ファミレスらしく、フライ料理が目白押し。で、900円のミックスフライとかいうランチを注文。
混んでいるからか、30分も待たされる。
<ミックスフライ>
・唐揚げ
・エビフライ一匹(頭付き)
・白身魚フライ(タルタルソース付き)
・コロッケ
・スパゲティ
・サラダ大量
・どんぶり飯
・漬物
・茶
といった内容。
フライたちは、全部同じ皿に載っているのだが、とてつもなくデカイ皿で、その半分のスペースにはサラダがこんもりと盛り付けてあった。
唐揚げはまあまあ旨かったが、白身魚のフライはいまいち。
「味が濃いなあ」と思って見てみると、なんと、肉の部分にスパイスが!
それなのに、上からどろっとしたあるものを思わせる白いソースをかけてくれちゃっている。
スパゲティも旨ければいいのだが、昔懐かしの、フライパンで炒めてケチャップで味付けして・・・ってタイプのもの。(今じゃ進化してるから、そんなの食べませんが)
サラダも、下までドレッシングが到達してないしな。生野菜は苦手なのに。
そして、どんぶり飯だからね。
飢えた中学生男子じゃねえっての。
でも、頑張って食べました。レタスと漬物は残しましたが。

それから袴を見に行ったのはいいが、歩いて20分以上歩いたもんだから、腹が痛くなってきた。
この腹痛の感覚は、中学・高校と苦しんできたマラソンの時間を思い出させる。うっぷ。
やっとこさ店に到着したと思ったら、今度は締め付け攻撃。襦袢を服の上から着せてもらって、帯を締めてくれちゃうもんだからね、苦しいねん。
腹が出ているのが分かっていやんな感じ。
鏡の前に立って、ひとりファッションショー開催。
何枚か着物を羽織ったり、袴を合わせたりしたんだけど、結局3番目くらいに着た組み合わせが一番ラブリーってんで、それに決めました。
袴は振袖と違って、安くていいね。
振袖は18万円くらいしたと記憶しているが、今回は全部で3万5千円。あとは美容院代くらいか。
同じ大学の人も結構予約しに着てるみたいで、私は卒業式の日取りがあやふやだったので、確かめてもらった。
ここの主人は商人チックな雰囲気で、おだて上手。
「色白でいいですね〜」ですってよ。
冬になると、暖房が効きすぎた室内では天然チークになるし、皮膚が薄いから、血管浮いてるしで、全然いいことないんですけどね。色白でも。
高校時代なんて、友人に「壁色」とか言われちゃったくらいだしね。
でも、少し腹が痛かったりすると、すぐに血の気が引くので、仮病にはもってこいであった。
そして、おっさんは「安全運転いたしますので」と言ってマイカーで駅まで送ってくれた。

それから、いつものサークルKに寄ったら、肉まんがどういうわけか大量にあった。15個くらいあったんじゃなかろうか?
何?何?この前の私の悲しみをおもんぱかってのこと?
というわけで、3つ購入。
踊らされてるよ。

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