姉がテレビを見せてくれ、と部屋にやって来た。
イングランド戦を見たかったらしい。
「駄目。だって、私はサッカーなんて観ないから」
と断ったのに、ヘッドホン持参でやって来た。
黙って見てればいいものを、時々「ああっ」とか「おおっ」とか、声を発するから始末が悪い。
「観たかったら喋るな」
と警告しても、しばらく大人しくしているだけでだんだん独り言がエスカレートしていくのである。


うざすぎじゃーーーーーーーーー!!


仕方がないので、数日前に新聞に載っていた、ベッカムのスーツ姿の写真を姉に進呈。
あの切り抜き、どうしたんでしょう・・・。


★『あでやかな落日』逢坂剛★
大阪GOさんの本。
なんでも屋を営む岡坂さん(四十代半ば以上)は、ひょんなことから知り合ったセントラル広告のPR部長さんと懇意にしており、今回はアウロラ電機の大型システムコンポのキャンペーンの仕事に協力して欲しいと頼まれました。
そこで、つい一ヶ月程前にたまたまコンサートを聴いた無名の女性ギタリストを、キャンペーンに使おうと思いつきます。
そこから話は始まるのでした。

あたしゃ、音楽には全然詳しくないんだけど、GOさんはスペインとギターには詳しいみたい。エッセイ出してることだし。
スペイン料理はまだ試したことがないんだけど、ワインが旨いんだねえ。知らなかった。安くて旨いんだって。いいじゃーん。
いつかスペイン料理を食べに行きたいっすね。
思えば、イタリア料理かインド料理かフランス料理か中国料理か韓国料理か・・・ぐらいしか食べたことないものね。
ギターについても全然知らない。福田進一のCDならタワレコで手に取ってみたことはあるけど。あと知ってるのは木村なんとか君と小椋なんとか君と村治香織くらいだなあ。
村治香織はこの小説を連載していた当時はまだ高校生のギャルだったそうだ。
じゃあ、私とたいして年変わらないじゃん。びっくりねー。
ビラ=ロボスとか、もちろんギターの作曲家なんて知らないんだけど、CD買ってみたくなっちゃいました。ギターとピアノとチェロが好き。バイオリンはどうでもよか。
でも、クラシックって試聴コーナーが少なくて、買いたくても何買ったらいいのかわかんないんだもん。適当に安いやつ買うと、音がいまいちだったりするしさ。
何度でも聴きたくなるような一枚に出会いたいものです。
あと、ピアノ曲やバイオリン曲をギターで弾くってのもアリなんですね。知らなかった。

話の内容は、96年頃の話だから新鮮さはなかったし、犯人当ても殺人犯とかじゃないからふーんって感じだったけど、会話が楽しかったです。
ほとんどの登場人物がおっさん・おばさんってのが、まだ二十代の私にとってはピンとこないんだけどね。
私もなんか楽器習いたかったなー。


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