一ヵ月後は私の誕生日です！！

だからどうした！！！


図書館に行って、いつものように五冊借りました。
その中の田口ランディ『アンテナ』一気読み。この人は、心理学とかオカルトとか、そういうのを織り込んできますなあ。前に『コンセント』を読んだ時も、セックスを媒介にシャーマンみたいなことをする女の人が出てきたし。今回は女が男に代わったくらいかな。また別の感じがして、面白かったっす。

★『アンテナ』田口ランディ（幻冬社文庫）★★
アンテナもコンセントも、外界と接触する、って意味では似たような使い方をされてました。新潟少女監禁事件をきっかけに、家族の形がいろいろと変わっていくって話。
もうずいぶん前に失踪してしまった妹。壊れていく家族。耐えられなくて家を出る長男（主人公）。
作中に出てきた「ソンディ・テスト」ってのは実在するのかな？あるとしたら、是非やってみたい。自分がSかMかわかるんだって。どっちなんだろー、わくわく。
『コンセント』と違って、明るい雰囲気で終わりました。呪縛から逃れた、ってやつね。でも、事件がちゃんと解決したわけではないんだよね。まあ、人生なんてそんなもんだろうけど。