『自殺サークル』見ました。
のっけから女子高生が50人くらい手をつないで、駅のホームから飛び込みますからねぇ。
もう、電車がぎゅるぎゅる言ってるわ、血で真っ赤に染まるわ、ホームにいた人に血が飛んでくるわ、風圧でモノが飛ぶわ、電車の窓が割れるわでえらいことになってました。
さらに、死体もぐちゃぐちゃになってて、いろんな人の体の一部がつながっちゃって、ある意味芸術的なオブジェになってましたしね。
どうやって撮影したんだろう、これ。気になる。
それだけでもアレなのに、人間の皮膚の一部を繋げてぐるぐる巻いて、木の年輪みたいにしたのをスポーツバッグに入れて現場に置かないで下さい(笑)。びっくりしますから。(かんなで削ったようです・・・い、痛そう)

デザートっていうチャイドル(今時そんな風に言わないか?)がキーになってたんだけど、子供から発せられるメッセージだけで、こんなにも人間ってもろく弱くなる存在なんでしょうかね?あー、でもすっごく弱ってる時にヘンなこと言われたら、自殺しちゃうかも知れんなぁ。
最後は一応ハッピーエンドなのか?ちょっと気を持たせるような感じだったんだけど。デザートの最後の台詞は「勝手に生きろ!」。その前は「もう死ぬしかないかも!」って言ってたのにねぇ。
でも、野村貴志は死んでしまいました。受験のプレッシャーかしらん。

自殺騒ぎに乗じて出てきた電波人間ROLLYには笑った。警察に捕まった時のテロップが最高。当時の時の人と同じ名前なんですもの。
「鈴木宗男(自称ジェネシス)34歳」
って出ててさぁー。
こういう遊び心がある映画でした。あとは全部ダークやけどな・・・。
主人公と思われていた石橋稜は途中で死んでしまうんですが、拳銃で喉を貫いたので、首の後ろの部分がふっ飛んでました。リアルだね。
それと、自殺騒ぎに感化(?)された高校生十数人が、「一緒に死のうぜ!」とか言い出して屋上から飛び降りるんだけど、ものすごい血しぶきでした。一階にいた人大変!窓が汚れてます。
一回目はよう飛び降りなかった3人が残ったんだけど、ひとりはひとり残った男を道連れにして落ちました。最後に残った女の子は、なんかよくわからん決め台詞を吐いて飛び降りました。
ほかにも、お笑い芸人が死んだり、オーブンの中に頭突っ込んで死んだり、包丁で自分の身体を切り刻んだりと、恐ろしいでやんすね。
これを見ると、なんとなく『回路』を思い出すんですが、『回路』は直接的な死の描写がなかったからねぇ。

それよか、恋人が勝手に自殺しちゃった女子高生が美しかったー。私好みの顔立ち。きりっとしててかっこい〜。素敵。
道を歩いていたら、いきなり上から人が落ちてきて、耳の所にぶつかって倒れて・・・っていう登場シーン。しかも、落ちてきたのは自分の恋人だった。さ、最悪〜。
しょっちゅう飛び降り自殺があったら、おちおち街も歩けませんな、と、これを見ていて思いました。


コメント

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索