新年初外出。28日からずっと外出てなかったからねぇ・・・こりゃ、新記録ですぞ。(嫌な記録・・・)

★『雷桜』宇江佐真理★★★
最初は、「なーんだ、老人が昔のことを語っていくお話なのねん、峠の茶屋スタイル(?)だねこりゃ。つまんねーのー」と思ってたんだけど、次第に面白くなっていきました。
わがままし放題で育ってしまった清水家当主と、何者かに連れ去られて山で育った一風変わった女の子との恋物語なんだけどさ。ベタなんだけどさ。よかったよ。別れのシーンとか泣いたもの。くすん。
お殿様は将軍家斉の実子で、こういう立場にありがちな気の病を持っているわけ。で、仕える家来たちも腑抜けぞろいで、彼の病を癒すことは難しいわけ。
風変わりな娘と両思いになった殿様ですが、もともと身分の違いがあるから、正室には迎えられない。紀州のお姫様との縁談もあることだし。彼女の性格上、側室になるのも駄目。で、泣く泣く別れることになるんだけど実は彼女、子を孕んでおりまして。。なんてベタな展開なんでしょう。
でも、その後の殿様はとっても可哀想。舅には煙たがられるわ、全然子供ができんわ。死んだ半年後に側室に子供ができたっちゅう運のなさ。おかわいそうに。という話でした。

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