悲しみの三タテ

2003年5月1日
★『深川黄表紙掛取り帖』山本一力★
定斎(暑さ負けのための薬)売り、飾り職人、戯作者を目指すお店の次男坊、老舗店の一人娘の四人が、何でも屋みたいなのをやってます。依頼人の希望に添うように、さらには悪いやつらにはきっちり意趣返ししているので痛快な内容となっております。
いつもは、最後の最後で渡世人がいい人になるんだけど、今回は最初からいい人でしたな。悪の世界にもいい人ととんでもない悪い人がいるってことさね。
大田屋親子がちょっと気の毒。歴史的人物(紀伊国屋文左衛門、柳沢吉保)が出てくる。「吉保って好色なんだー・・・」と話の筋とは全然関係のない部分で感心しながら読みました。
でも、やっぱり話のすすめ方があっさりしている感じがして物足りねえなぁ。


あー、最悪だ。延長十回、サヨナラ負けだ。最悪。これで五連敗だ。五位転落だ。ガッカリです!!

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