★『深川駕籠』山本一力/祥伝社(02・9)★★★
老舗両替屋の送料息子・新太郎は、臥煙(火消し人足)になって勘当されていたが、ある事故から高所恐怖症になってしまう。一方、漁師をしていた尚平は体格を見込まれて相撲部屋に入門したが、その強さを疎まれ相撲界から追いやられてしまった。
そんな尚平を新太郎が助けたことによって、二人は辻駕籠をすることに。

脚力を見込まれて筑波山までマツタケを獲りに走ったり、猪牙舟と駆け比べをしたり、競馬みたいに走り自慢の四人の若者が駆け比べをしたり。
野郎ばっかし出てきたけど、なかなか面白かったです。設定が「辻駕籠」だからかな。
尚平がなまってるのがポイント高いっす(笑)
一応、ラブ話も出てきたし、新太郎の勘当が解けるのかどうかとか、そういう面が気になるので、あと一冊くらいはシリーズ続けられるんじゃないのかえ。

それはそうと、最近時代物ばかり読んでるから、喋り口調がおかしくなってきました。
「やっつくんな」とか、
「しまっとくれ」とか、
「お前さんも隅に置けないねえ」とか、
なんかキャラがおかしくなってきたよ・・・。

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