またたびの呪い・・・
2003年5月22日昭和に作ったとか言う(親父談)「またたび」が、突如話題に上りました。
なんか知らんが、うちのバカ猫がそいつが入ったビンを見つけて、嬉しがってころころ回していたそうな。
その弾みで口があふれて大変だったそうな。
私は知りませんが、当時またたび酒?を作るのが流行っていたそうな。(って、どぶろくなんちゃらで法律違反じゃないのけ?)
作ってはみたものの、持て余したらしく、裏庭にずっと放置しといたそうなんですな。
ずっと・・・
って、今平成十五年だから、十五年以上も!!!???
いい加減処分しろよ!!
★『イグアナくんのおじゃまな毎日』佐藤多佳子/偕成社(97・9)★★★
これはもう、最高です。笑えます。
一応小学校高学年からの読み物なんだけど、大人が読んでも充分に楽しめると思います。あー、笑った笑った。
「地獄に落ちろ」とか「徳田のジジイ」とか「死んじまう」とか、小学生にこんなの読まして大丈夫かしらん?っていうフレーズは出てきたりするけど、まあいいんでしょう。会話がぽんぽんしてて、地の文章も小学生の勝気な女の子の一人称だから面白いしさ。一気読みですな。(文字もでかいし)
今では中央公論新社から文庫本が出ているそうな。
お父さんが頭が上がらない徳田のジジイが、主人公の樹里の誕生日に、「本物の、生きている恐竜をあげよう」と言ってきた。そしたら、もちろん恐竜なんかじゃなくて、成長しかけのイグアナだった。
本当のところ、徳田のジジイの孫の勉が、世話に飽きたのを押し付けられたのだと思われる。
家族全員、イグアナなんて飼いたくないけど、補助として毎月五万円くれるというし、ちょうど家を改築してイグアナに最適なサンルームを作ってしまったところだったし、下手に断ったら仕事をクビになりかねない。
ってことで、樹里がイグアナの世話をすることに。
イグアナは午前中に餌を食べないと消化不良を起こしてしまうそうなので、樹里は学校へ行く前に餌を作ってあげなければならない。必然的に毎朝六時おきになる。さいてー。
だから、イグアナをそこらへんに捨てようかと思ったり、色々悩むわけね。家族喧嘩もするし。
パパ・ママの喧嘩のやりとりがおもろかったです。
「いきなり言われたってあるわけないじゃないの!モロヘイヤとブルーベリーだなんて!」とか。
それを真剣に応酬してるところがねえ。うぷぷ。
勉のキャラも面白いし。
最後は、イグアナのことをあれほど疎ましがっていたのに、あの及び腰の父親がジジイに歯向かった、ってのがよかったね。イグアナのおかげで家族の雰囲気も上向きになったし、イグアナともどうやら意志の疎通が出来始めてきている・・・?しかも、イグアナが縁で樹里はひそかに片思いしている日高君とデートまでできたし。
いい感じに終わったので、「貧乏になっちまった!」で終わっても(笑)後味すっきりでした。
ラストのフレーズがイカしてます。
いいね!
なんか知らんが、うちのバカ猫がそいつが入ったビンを見つけて、嬉しがってころころ回していたそうな。
その弾みで口があふれて大変だったそうな。
私は知りませんが、当時またたび酒?を作るのが流行っていたそうな。(って、どぶろくなんちゃらで法律違反じゃないのけ?)
作ってはみたものの、持て余したらしく、裏庭にずっと放置しといたそうなんですな。
ずっと・・・
って、今平成十五年だから、十五年以上も!!!???
いい加減処分しろよ!!
★『イグアナくんのおじゃまな毎日』佐藤多佳子/偕成社(97・9)★★★
これはもう、最高です。笑えます。
一応小学校高学年からの読み物なんだけど、大人が読んでも充分に楽しめると思います。あー、笑った笑った。
「地獄に落ちろ」とか「徳田のジジイ」とか「死んじまう」とか、小学生にこんなの読まして大丈夫かしらん?っていうフレーズは出てきたりするけど、まあいいんでしょう。会話がぽんぽんしてて、地の文章も小学生の勝気な女の子の一人称だから面白いしさ。一気読みですな。(文字もでかいし)
今では中央公論新社から文庫本が出ているそうな。
お父さんが頭が上がらない徳田のジジイが、主人公の樹里の誕生日に、「本物の、生きている恐竜をあげよう」と言ってきた。そしたら、もちろん恐竜なんかじゃなくて、成長しかけのイグアナだった。
本当のところ、徳田のジジイの孫の勉が、世話に飽きたのを押し付けられたのだと思われる。
家族全員、イグアナなんて飼いたくないけど、補助として毎月五万円くれるというし、ちょうど家を改築してイグアナに最適なサンルームを作ってしまったところだったし、下手に断ったら仕事をクビになりかねない。
ってことで、樹里がイグアナの世話をすることに。
イグアナは午前中に餌を食べないと消化不良を起こしてしまうそうなので、樹里は学校へ行く前に餌を作ってあげなければならない。必然的に毎朝六時おきになる。さいてー。
だから、イグアナをそこらへんに捨てようかと思ったり、色々悩むわけね。家族喧嘩もするし。
パパ・ママの喧嘩のやりとりがおもろかったです。
「いきなり言われたってあるわけないじゃないの!モロヘイヤとブルーベリーだなんて!」とか。
それを真剣に応酬してるところがねえ。うぷぷ。
勉のキャラも面白いし。
最後は、イグアナのことをあれほど疎ましがっていたのに、あの及び腰の父親がジジイに歯向かった、ってのがよかったね。イグアナのおかげで家族の雰囲気も上向きになったし、イグアナともどうやら意志の疎通が出来始めてきている・・・?しかも、イグアナが縁で樹里はひそかに片思いしている日高君とデートまでできたし。
いい感じに終わったので、「貧乏になっちまった!」で終わっても(笑)後味すっきりでした。
ラストのフレーズがイカしてます。
いいね!
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