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2003年6月1日★『峠』北原亞以子/新潮社★★
慶次郎縁側日記シリーズ第4弾。三作目はあいにくと図書館になかったため、飛ばして読んでみました。
主役のはずの慶次郎さんが、今回はほとんど脇役。義理の息子の晃之助さんの方がいっぱい出てます。
「女難の相」では、モテモテぶりを発揮。狂言するような婦女子が出てくるし、「三分の一」では、こんなきれえな男の人に嘘なんてつけないとまで言わせる美男子っぷり。どれくらいの美男子なんだ??
今回は男と女のことが描かれてるものが多くて、どれもスイスイ読めました。
「峠」は表題作あって長めの話だったけど、二転三転として、なかなかのプロットではないかと。
「三分の一」は、人の噂のせいで悪者にされ、とうとう引っ越さなければならなくなってしまった親子。母親が「こんなのわりきれない・・・」とぼやきながら死んでしまったという悲しい話。1を3で割っても割り切れないからこういうタイトルがついたのですね。ウマイねぇ。
慶次郎縁側日記シリーズ第4弾。三作目はあいにくと図書館になかったため、飛ばして読んでみました。
主役のはずの慶次郎さんが、今回はほとんど脇役。義理の息子の晃之助さんの方がいっぱい出てます。
「女難の相」では、モテモテぶりを発揮。狂言するような婦女子が出てくるし、「三分の一」では、こんなきれえな男の人に嘘なんてつけないとまで言わせる美男子っぷり。どれくらいの美男子なんだ??
今回は男と女のことが描かれてるものが多くて、どれもスイスイ読めました。
「峠」は表題作あって長めの話だったけど、二転三転として、なかなかのプロットではないかと。
「三分の一」は、人の噂のせいで悪者にされ、とうとう引っ越さなければならなくなってしまった親子。母親が「こんなのわりきれない・・・」とぼやきながら死んでしまったという悲しい話。1を3で割っても割り切れないからこういうタイトルがついたのですね。ウマイねぇ。
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