足を組む人は腹筋が衰えているのです
2003年10月3日★『世界の果ての庭』西崎憲/新潮社(02・12)★★
ファンタジーノベル賞とったらしいっす。翻訳もやってる人らしく、話の流れや言葉の選び方がこなれてるような気がします。知識も豊富そう。
女流作家と外国人青年の恋愛、若返る病気になってしまった母、永遠に続く「駅」をさ迷い歩く脱走兵、辻斬り、江戸時代の国学者について、イギリスの「庭」のあり方、と六つのストーリーが交錯しております。
最初はなんだ、このスタイルは?と思ったんだけど、特に脱走兵の話がどきどきして続きが気になってしまって、結局全ての話を最後まで一気読み。
いやー、こういう感じの小説、なかなかいいですね。
★『ぬしさまへ』畠中恵/新潮社(03・6)★
こちらもファンタジーのベルの賞をとったやつの続編ですね。(『しゃばけ』)
大妖の孫(!)である大店の若だんなはとっても病弱。でも愉快な妖怪たちが憑いているから大丈夫!という素敵な設定です(笑)
みんなでわいわい騒ぎながらいろんな事件を推理していくのだ。
話の謎としてはまあまあというか、時代物って感じだね。文章が分かりづらい箇所がいくつか・・・。(というか、私があんまり集中して読んでなかったからなんだろうけど)
一番良かったのは若だんなの腹違いの兄の話。
ファンタジーノベル賞とったらしいっす。翻訳もやってる人らしく、話の流れや言葉の選び方がこなれてるような気がします。知識も豊富そう。
女流作家と外国人青年の恋愛、若返る病気になってしまった母、永遠に続く「駅」をさ迷い歩く脱走兵、辻斬り、江戸時代の国学者について、イギリスの「庭」のあり方、と六つのストーリーが交錯しております。
最初はなんだ、このスタイルは?と思ったんだけど、特に脱走兵の話がどきどきして続きが気になってしまって、結局全ての話を最後まで一気読み。
いやー、こういう感じの小説、なかなかいいですね。
★『ぬしさまへ』畠中恵/新潮社(03・6)★
こちらもファンタジーのベルの賞をとったやつの続編ですね。(『しゃばけ』)
大妖の孫(!)である大店の若だんなはとっても病弱。でも愉快な妖怪たちが憑いているから大丈夫!という素敵な設定です(笑)
みんなでわいわい騒ぎながらいろんな事件を推理していくのだ。
話の謎としてはまあまあというか、時代物って感じだね。文章が分かりづらい箇所がいくつか・・・。(というか、私があんまり集中して読んでなかったからなんだろうけど)
一番良かったのは若だんなの腹違いの兄の話。
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