↑自虐的コメント。

★『柚野木山荘の惨劇』柴田よしき★
猫が主役のミステリー。山荘で起こった偶然・必然の謎を解き明かすのさ。
猫のことがいっぱい書かれてて、猫派の私には満足は一作。うちの猫も変な芸できてたら怖いなー。

★『火のような水のような』小嵐九八郎★
タイトル逆かも。そして、作者の名前微妙に間違ってるかも。違ってたら許してヘイカモン。
川崎南町を舞台に、風俗に勤める女たちのお話です。ひとりだけハッピーエンド(?)になったけど、あとは・・・ははは。悲しいね人間って。
    ヘルス
     ↓
    お座敷
     ↓
    立ちんぼ
     ↓
    ジキパン
大変です、年をとるのって。みんなも気をつけよう!
個人的に面白かったのは、東大大学院生のお話。あと、あんみつ屋開きたい女の子の話かな。

★『依頼人は死んだ』若竹七海★
若竹さんの本は、実ははじめての試み。
出てくる女性は、結構男言葉を使ってて、小気味良かったです。読みやすいし♪
女探偵の話なんだけど、ほとんどの人が心を病んでいたり自殺してしまったり、結構ダークな内容なんだよね。最後はドキッとする終わり方だし。
でも、皮肉な形容とか、全てが私好み。
よか感じでした。
表紙のイラストはみんな同じ表情をしているんだけど、喪服着てるしねー。
男と女の名前トリックってのも「やられた!」って感じ。先入観とか思い込みって、やっぱり恐ろしいです。それをもたない人間って、いないと思うけど。

最後の甘栗、かみしめて食べました。普通に旨かったです。
友人は、「そんなに甘栗というものは魅力的なのか?」と疑問に思っているようです。
あんたの妹だって、ホットケーキを飽きもせず焼き続けているじゃないか。それと同じことさ。
凡人にはわからないのです、天津甘栗のよさは。
   ↑言い切ったな、おのれ。
何様のつもりなんでしょうね、私。
しかし、甘栗がなくなった今、何を励みに生きていけというのか。
「むき栗じゃ駄目なの?」
駄目だから悲しんでるんじゃないか!!
やはり、この悲しみは、凡人には理解できないのです。よよよ・・・
スーパーに行ったら、一昨日まであった甘栗コーナーが撤去されていた。
もう、シーズンは終わりってことか。
切なくて切なくて、ご飯が丼二杯しか食べられないよぅ。
最後の栗、大切に食べます!!(宣言)

先週履歴書を出したところから、返事がきました。
そう、私は今でも就職活動を続けているのだ!
かなり細々とだけど。同時にバイトの説明会の方にも履歴書出してるし。
友達に報告すると、「こっちにはきてない。」と寂しげな内容のメールが。ああ・・・。
(ちゃんと友達にも案内がきたらしいけどね:後日談)
試験は来週なんだけど、筆記試験と作文をやって、合格者のみ、その日の午後から面接を受けるんだそーだ。
一日で決めようって魂胆かい?
どれくらい応募してるんだろう。新卒だけじゃないしね、これは。
恐ろしいです・・・。作文って一体何。
私はどうも、適性試験ってのには不向きらしいしな。あーやだやだ。


★『いちばん初めにあった海』加納朋子★
口を利けなくなってしまった女性が、引越しをしようと思って荷物整理を始めたところ、ある一冊の本が出てきた。読んだ覚えのない本を読み始めると、その本の間から、一通の手紙が出てきた。
果たしてこの手紙の送り主は誰なのか。この本は一体なんなのか。
っていう謎を解くんだけど。主人公の女性は嫌なこと、忘れたいことを封印してるわけ。
不思議な友情物語があって、よかったっす。
「この上、何を望みますか?」という看護婦のせりふにじーんときました。

もういっこ、短編が入ってたんだけど、これもまた表題作に関係のある人の話。
一本の金木犀から出てきた一冊のノートに書かれたある女性の手記。
ひとりの女性の死をめぐって、ひとりの女性が悩み苦しむんだけど、実は・・・って話。
これもまた、「おお、ハッピーエンド!」って感じ。
二人とも幸せを手に入れたのでした。

あー。寒いせいか、文章がおかしいです。
勘弁して。
暖房のない部屋にカットソー一枚、素足でいるのよ。そりゃ、タイプの腕前も格段に落ちるわな。


★『ICON(イコン)』今野敏★
アイコンはイコンからきている、とかいうのがキーワードのお話。
95年の本なので、ちょっと内容が古く感じます。
今時「パソコン通信」なんて言わないし・・・
ネットアイドルの話で、殺人事件が起きるんだけど、最後の種明かしは「おいおい、おまえらほんとに高校生かよ〜」ってな具合の言葉のチョイス。
「この部屋でかわいがってた」ってあーた。
服装も、当時の流行がしのばれます。
だって、高校生なのにからし色のスーツ着たりしてんだぜ。きねえよ、そんなん。まいるね。
というわけで、あんまり新鮮さがないのでした。
宇津木警部補と家族の再生が、ちょっと都合よすぎって感じもしたな・・・。

オリンピックは興味ないんだけど、何故か遅くまで見てしまうぞNHK。
なんでだろう?
新聞の結果はどうしても遅くなっちゃうから、テレビ見てないといけないし、って気になる。
これは何かの陰謀でしょう。恐ろしいです。


8時ちょっとすぎに起きたら、いきなり
「今日車検やで」
と言われた。
ノー!!
9時には家を出ないといけないのに、しゃ、車検ってどういうことよー!!

というわけで、急いで友達に電話して、家まで迎えに来てもらうことになった。
よかったー、今日約束してた友人が、近所の子で。
まったく、車検なんて、事前にいっとけってのよ、こんちきしょー。
まあ、自分で車のことを管理していない自分が、大きなことは言えないんだけども。

そんなこんなで友達に家まで迎えに来てもらい、一緒に電車に乗って名古屋市博物館へゴー。
平日だから空いてるだろうと思って行ったら、結構人がいる。
大半はばばあとじじいだったけど!
で、ちゃんと大人しく列に並んで見てたのに、私の前に並んでいた友達に向かって、ガキを抱いたばばあがこう言い放った。
「押さないで下さい」
友達がよけると、今度はこれ見よがしに
「意地の悪い人ねえ」
とのたまった。
てめえ、何様のつもりじゃあー!!
混んでるんだから、ちょっとくらい押されても我慢しろよバーカ。
こっちを注意する前に、そのうるさいガキを黙らせろ。こんちきしょー。
ってな具合で、のっけから嫌な気分になってしまった。

そんなこんなでお目当ては鑑真様。
国宝なので、三人も監視員がついていた。
右アングルと左アングルと正面を楽しむわれわれ。
後ろ頭が見えないのはちと残念だけど、横顔が見れて良かったわ〜。
正面の顔と印象が違う感じ。なんつうか、かっこいい。
鼻筋がスッとしてて、東洋チックじゃない感じ。すってきー!
てなわけで、鑑真和上展を堪能。学割900円、二時間近くいました。
空気が悪くて、喉がいがいがしてきたから、最後のほうは結構しんどかったっす・・・。
体調が万全な時じゃないと駄目だね、こういうのは。
しかし、平日でこんなんだから、最終日とか土日ってどんなんだ??怖い〜〜。
あんなばばあがうじゃうじゃしてると思うと、とっても怖い〜〜。

その後は栄に移動して飯。結局しょうろんぽーの店でランチ。量が多くて腹がふくれました。満足。
その後は久々にパルコを見たり松坂屋へ行ったり。
お茶もしました。
ケーキセット(ドリンクとケーキ三種類の盛り合わせ)を頼んだのはいいんだけど、友達がミルクティーをこぼして大騒ぎ。
大騒ぎはさすがにしてないけど、店員さんの心遣いが身に沁みたわ・・・。人が少ない時間帯でよかったね、友人。
この友達は、以前味噌汁をぶちまけたこともあるのだが、どうやら茶色の液体はこぼしてしまう習性を持ち合わせているらしい。くわばらくわばら。
松坂屋で玉虫色のバッグを買ったんだけど、店員には「ゴールドのバッグ」といわれた。
玉虫色でいいじゃん・・・。

今度はポンペイ展にでも行こうかしら?
あと、今度やる聖徳太子もいいな、って話です。


★『触発』今野敏★
表紙がかっこいいよ、レイバン(?)のサングラスを粋にひっかけたおっさんが、渋い顔してるんですもの。
誰だよ、あんた。登場人物のなかに、該当する人物、いたかしら???
それはさておき、これは爆弾テロのお話。
地下鉄サリン事件が起きて一年くらい経った頃の設定かな、地下鉄霞ヶ関駅に爆弾が仕掛けられたのよ。
で、それは一応時限爆弾だったんだけど、震撼装置が取り付けられてて、爆弾の入ったバッグを持ち上げたらそれに反応して、ドカーン。
持ち上げた駅の職員の身体はバラバラになり、周囲の人もふっとんだり手足がちぎれたり、飛んできた物に頭を半分持っていかれたり、吹き飛ばされて壁に叩きつけられてぺしゃんこになったり。
まあ、死にますわな。
で、警察が陸上自衛隊の爆弾処理のスペシャリストの若者と協力して犯人をとっちめようぜ!ってなりまして。
話はあっさりとしていて、簡単に読み進められる内容。
設定は重いけど、映画にしたら丁度いい分量だろうなあ。エピソードも少ないし。
最後は結構あっさりしていた。もうちっと緊迫感が欲しかった気がする。まあ、でもそんなもんか。
爆弾処理って、結構地味な作業だし。緊張感はすごくあるだろうけど、見てるこっちはよく分からないよな。
犯人を逮捕してわーいわーいとやった後に、なんか話がほしかったな。余韻がない感じ。
というわけで、以前読んだ『アキハバラ』の方が、娯楽性にはすぐれていたんじゃないかとの、感想でごわす。

ああ・・・表紙のおっさんが気になる・・・。


口述試験終了。
うちの学科は何故か四年生だけ人数が多く、募集人員の二倍も在籍している。
入学当初は、「コンピュータ処理のミスがあって、本来合格するべき人じゃない人が合格してしまった」とかいう話が、まことしやかに語られておったっけな。
一様にみな、「それは私だよ!」と言っておったし。
まあ、どうせ国公立大学の併願をしてて、落ちて流れてきた人が多かっただけなんだろうけど。
うちの学年で失敗したため、下の学年は異様に少ないしね。
学校経営って大変ですな。

それはさておき、人数が多いもんだから、試験の日程もキツキツ。かなりハードなスケジュールだったことでしょう。
先生は三日目、つまり最終日のラストの方でバテていた様子。あんまりしゃべりが流暢ではなかった。
沈黙の時間が有るし。珍しいことだ。
しかも、「ちょっと早いが」あっさり終了。
ヤッタネ。
副査の先生にはあれこれ突っ込まれたけど、持ち前のハッタリ精神で切り抜けた。
言い終えた後からすでに自分が何言ったか覚えてないもんな、私。
のらりくらり逃げていたら、何故か最後に「まあ、力作ですね」と言われ、先生は恐縮していた。
嘘つけー。
力作じゃないことは、書いた私が十分承知だ。
もしや、おぬし、ミーのことが好き・・・?

疲れていたので馬鹿なことを考えてしまいました。
その後、場所を移動して友達と合流して、ご飯を食べに行った。
会費は五千円。たっけー。
バイキング方式だったことが災いして、シャイな私はあまり食べられず。くそう!
つうか、行動がのろい上に、料理が載ってるテーブルまで遠かったんだよね、私の席は。
デザートなんて、取りに行く前になくなってるしさ。
一生の不覚でございます。

で、帰宅後は風呂に入り、テレビを観ながら履歴書を作成していたら、明け方になってしまいました。
アホだなー。ほんと。
みんなも気をつけようね。

↑にも関わらず、いつものように自堕落な生活を送る私。
いまだにスーパーで甘栗買い求めてるし。

★『フォー・ユア・プレジャー』柴田よしき★
昨日の続編。
出版年は二年の隔たりがあるが、話は続いている。何年後、とかいう設定ではなかったのでちょっとばかし驚いた。
主人公の愛する女性が、何故かさらわれて監禁されてしまって、それを助けに行ったら、そこで殺人事件が起こってて。ほんで、またもや厄介な揉め事に巻き込まれて四苦八苦、ってストーリー展開っす。
今回のテーマ(?)は、ストーカーと暴力団同士の力関係と不倫問題など。
主人公の別れた妻も出てきましたが、前回と違って、性的な描写は一切ありませんでした。
『走れメロス』的なことを最後にしてたけど、何もあそこでこの人死なせなくてもいいじゃないの、とちょっと思った。
でもまあ、最後はハッピーエンドだし、最愛の女性とは関係が進展するし、よかったよかった。
全体的に明るい話だから、いいっすね。

さあて、明日はどうするかなー。
卒論、さすがに読み返してみたけど、
「・・・これ、私が書いたの?」って感じ。
全然、頭に入ってきません。あっはっはー。


またしても本の感想。
読書くらしか、やることないのか己は。

★『フォー・ディア・ライフ』柴田よしき★
またしても、タイトルうろ覚え。
これは書下ろし作品で、無認可保育施設「にこにこ園」園長の花咲慎一郎が、裏家業の私立探偵を一生懸命やって、時には生死の境に立たされちゃう、ってな話。
ここにもまた、この前読んだ春日組の若き幹部、山内が出てきて面白かったぞ。
私はよく知らないので、無認可保育施設は、やばいところだと思ってました。
これを読んで、ちょっと認識を改めなければいかんな、と思った次第。
偏見をもってはいかんよ、ってね。
暴力団のパシリをやってた少年探しと、家出娘の捜索をするだけの話が、殺人事件へと進展しちゃうのだが、少女漫画家のことが出てきて、なかなか興味深い話でやんした。

そういえば、豆まき用の豆を買ったはずなのだが、結局豆まきなんてしてねえーじゃん。
もう、何年ぐらいしてないんだろ?豆まき。
もう、雛人形も飾らなくなっちゃったし。結構立派な段飾りがあるんだが。

家に帰ったら、この前面接受けたところから、応募書類を返送されていた。
もう、全然いいことないじゃん。
月初めなのに、全然ツイてない。ちっくしょー。

今日は後期の試験最終日。
さっさと試験を終わらせて帰宅。
図書館に寄ったり本屋に寄ったりと、なかなか楽しい気分だったのに、家に帰ったら書類の入った封筒があるんだもんよー。
萎えるよなー、まいったよ。
試験は、ヤマはってたとこと全然違う内容だし。
もう、ハッタリかますしか逃げ道はないって感じで。
だから、前期と同じような感じになってしまった。トホホ。


本の感想。

★『夜離れ』乃南アサ★
若い女性の機微(ってなんだ?)を描く短編集。
これで「よがれ」って読むのだよ。諸君。
どーしても「よばなれ」って読んでしまう君は、私の仲間だ。
特に怖かったのは、女の執念を描いたストーカーの話。
アイドル歌手が、自分のことを愛していると勘違いし、何年間もストーカー行為をし続けていたのだ。
引越ししてもついてくるし、手紙や無言電話をするわで、おっそろしいのよ。
最後には、これまた恐ろしい決意をしちゃうしね。
表題作の、就職難で水商売の道に進んだ女性の話は、まだ最後が明るくて救われたけど。
私も水商売の道しかないのか。(絶対しないけど)

★『殺意』乃南アサ★
これまた怖いタイトルの本だね。もともとは、『わけ』っていうタイトルだったのを、変更したようです。
ある男が、「こいつを殺らなければ自分が危ない」と思い、殺人を決心し、実行。
しかし、法廷では、彼は「動機」を一切話さなかった、それは何故か、っていう話。
殺意を胸の内に秘めて、それを何年もかけて実行に移すまでの間、その殺意は増殖してしまい、当初の目的とはかけはなれてしまった。
そして、刑務所から出た彼は、「殺人者」となるために、一生涯をかけて「殺人」を犯すためだけに生きていくことを決意してしまうのだった。
怖いじゃねえかよ。なんの解決もしてないっつうか、よく分からない。
とにかく、彼が殺人をしまくろうと思うにいたってしまったのは確かだけども。
これもまた、ハッピーエンドではない話であった。読んでて疲れたけど、精神鑑定の話とかはなかなか興味深かった。

今日は友達と集まってご飯。
しかし、言い出しっぺの友達が集合場所にあらわれない。
耐えかねて電話を入れると、今うちにいるという・・・。
大物だよ、あんた。

ランチを食べて、三越や松坂屋をぶらぶらして、それからミスドで三時間ほど粘る。
困った時はいつもミスドに行ってないか?わしら。
しかし、ここのミスドはコーヒーのおかわりを持ってきてくれない。ので、自ら行かねばならないのであった。
ドーナツ百円じゃないしさ。ざけんな。
そのあと、パルコに移動してぶらぶらしてお開き。
もう、あと何回もこうやってみんなで集まれないんだねえ〜。

帰宅途中、姉からメール。
・・・また『化粧師』の試写会が当たったらしい。
主催のテレビ局が違うんだがね。ネット応募しといたのが当たったらしい。
もう、いいっす・・・。
誰かに譲ろうと思ったんだけど、そうそううまくいかず。


★『桜さがし』柴田よしき★
京都が舞台の青春ミステリー?
中学時代の男女四人が恋愛問題を抱えながらも、何故か殺人事件の関係者に関わっちゃうのだ。で、四人の中のひとりが弁護士を目指して今法律事務所でバイトをしており、色々と事件のことを探っていくのねん。
別に、ドラマみたいに「あなたが犯人ね!」とか名指しで探偵ごっこしてるわけじゃないけど。そういうのは警察らの仕事ですからな、本来。
最後は、新しい恋を見つけたり、心機一転外国へ飛び立ったり、そんな感じで終了。
ちょっと京都へ行ってみたくなったよ。
特に、わらじ形のお守りが欲しいかも。


今回はペア招待状が当たった。ヤッホウ!
で、無理やり友達を誘ってゴー。
パンを買って早速会場に向かうが、場所を危うく間違えそうになる。
偶然、警備員に「○○センターってどこですか?」と聞いている女二人連れに出くわし、彼女たちのあとを尾行。
何故か彼女たちは走る。尾行に勘付かれたか!?
今回の会場はロビーというものが広くなく、外で待たされた。
寒風の中、パンを立ち食いするわしら。そして、生茶をすする。さむ〜〜〜。

今回は椎名桔平と監督の舞台挨拶があるっちゅうことで、入り口でカメラチェックを受けた。
舞台挨拶は当初の予定と違い、映画上映前に行われることに。そのことを連絡するアナウンサーの言い方が悪かったため、みんな「中止かよ!!」と勘違いしてしまい、場内は騒がしくなった。
このアナウンサー、生きっぺーに舞い上がってるのか知らんが、あほな司会をしていたぞ。やっつけ仕事か?んん?
きっぺーは髪の毛を短めにカットし、明るい茶色に染めておりました。
彼は革パン、そして田中監督は革ジャケットを着用していたので、「おそろい!?」と思ってしまった。多分、他にもいっぱいいるでしょう。(そうでもない?)

私が個人的に気になったのは、先日覚せい剤所持で捕まった、故K氏の長男、N氏がこの映画に出ていたこと。
いいのか?って感じだが、まあ、撮影したのはだいぶ前だし・・・。しょうがないよなあ。
台無しです、ほんと。
迷惑をかけないように生きてください、せめて。
それにしても、菅野美穂がヒロインとみせかけ、実は池脇千鶴の方が目立っているという。
きっぺーも、千鶴ばっかし気にしてたしね。
ロリコンかいな。
それにしてもあの子役、見ようによっては、きっぺーにそっくりで、隠し子かも知れないと本気で思ってしまった。
しかし・・・菅野美穂の父親=田中邦衛、母親=柴田理恵。どういう遺伝子の組み合わせで美穂が生まれるんだい?


彷徨

2002年1月26日
久々の面接。張り切っていきました。
そしたら、やっぱり間抜けな私は、約束の時間より50分も前に到着してしまったのでした。
駅からこんなに近いとは思わなかったんだよ〜う。
八番出口から、とかいう説明は受けてたんだけど、まさか出た目の前にビルが飛び込んでくるとは思わないじゃん。
方向音痴だから、早めに行こうと思ったんだよ。
で、仕方がないので時間を潰したんだけど、なにしろ近所に入れる店というものが存在しない。
はるか彼方(徒歩10分近い)にコンビニがあったけど。
しかもそこ、オープンセールやってた。
い、今まで存在してなかったんだね・・・。
すぐそばには「たばこ屋さん」的店ならあったんだけどね。何も買わないのに時間つぶしのためだけに入店するのは気が咎めたので、その辺ぐるぐるしてた。
あー、疲れた。
しかし、今日はとても貴重な体験をしましたよ。フフフ。

★『段ボールハウスガール』萱野葵★
これだけあれば何もしないでも一年間暮らせる、と二百万円貯めてから会社を辞めた主人公。しかし、盗難にあってしまい、文無しに。
てなわけで、実家に帰ったり新しい職を探すことなく、彼女はサバイバルライフを送ることに。
これは米倉涼子主演で映画化されているはずなんだが、そっちの方ではタイトル全部カタカナだったね。
小説の方は、結構あくどいことをして金を入手している。大学の構内に忍び込んで寝泊りしたり、残飯漁ったり、親切な通りすがりの人に困った振りして金をたかったり、警察や駅員に借金をしたり、テレクラバイトしたり、消費者金融に借りれるだけ借りて返済する気なしでほかっといたり。適当に登録した家庭教師先でぼったくったり。
今まで暮らしていたアパートから失踪したという形になるので、両親なんてこのことを知らない。
最後は携帯電話を握り締めてエンド。ハッピーもくそもない。

もうひとつの話は『ダイナマイトビンボー』。すげえタイトルだ。
男言葉を使う筋肉女とその弟、十代にしてアル中経験のある少年の話。
働くのがうざくなって精神科に行き、そこで手帳を申請してもらったり生活保護を受けられるよと入れ知恵されれば福祉事務所に行ってその申請をしたり。
そうやって、弟にも同じ事をさせて、月二十万以上ももらって暮らしていた。普通に働いているよりもうけてやがんの。
まあ、途中で生活保護も打ち切られるけどね。最後なんてアパート追い出された。
そしてこれもまた、最後は携帯電話。誰かとつながっていたいという気持ちをかきたかったのかしらん。よーわからん。
とにかく、ふたつとも「働かない女」の暮らしぶりレポートでした。(ドラマチックな展開があるわけではない)
今日届いた通販のお菓子。
気弱な配達員であった。
いつもご苦労様です。

★『掌の中の小鳥』加納朋子★
最近、加納朋子づいている私。
これは、「クライムノベル」ってあったんだけど、殺人事件なんて起こらなかったよ。だからちょっぴり拍子抜け。
最初の話の前半が、なかなか暗い感じの内容だったので、これが連作短編集だとは思わなかった。
これにもまたびっくり。
人生驚きの連続だね。
117に電話が集中する時間を狙うと、一時こちらから送信できるトリックとか、ビルの鏡面ガラスを利用した西日のトリックがなかなか興味深かったな。
冬城圭介の本家は、とってもお金持ちらしいんだけど、そのへんが気になるところです。
だんだん明るめの話になって、「他の子からもらったネクタイなんてしちゃ駄目」とすねられたくだりは「ウフフ」でした。
で、一話目で出てきた「掌の中の小鳥」のエピソードの話も、ちゃんと最終話にも出てきて。
全体的によかったです。

さてさて、明日は久しぶりの面接だよ。
時間聞き間違えてるかも知れないなあー。
電話って便利だけど、肝心のことが伝わらないから、やっぱりメールの方が活躍度大ってことになるのか。送信記録も残るし。


今日はおかんの誕生日。
家族総出でお祝いをするようなアットホームな家庭じゃないので、どうでもいいんですが。

今日は、昨年の十月から借りっ放しだった本を、友人に返しました。
これで肩の荷がおりたってかんじ。
このまま絶縁してもOKね!!(おいおい)
で、スーパーのクレープとか色々売ってるコーナーでしゃべった。
平日だけど、もう夕方だったし、もうちっと人が多くてもよさそうなものなのに・・・
閑古鳥鳴いてました。
このスーパー、今大変な状況になってるみたいだけど、実は今日始めて訪れました、私。
なんか、やたら売り場面積が広いんだけど、逆にどこに何があるんか分からなくて、買い物来るのめんどくさそうだわ。
他の売り場も閑散としてたし。
唯一、百円均一コーナーには少し人がいたかな・・・。頑張れ、ダイ○ー。

試写会当たりました。日曜日に行ってきます。
今回はペアなので、かねてから「連れてって」と言っていた友人を連れて行きます。
なんでも彼女、その日はしゃぶしゃぶの予定だったらしいんだが、一週間ずらしてもらって試写会に来るらしい。
どうしてもしゃぶしゃぶが食べたいようです。

甘栗の反乱か?

2002年1月22日
何だかちっとばかし下痢気味。
甘栗を日夜食べ続けているせいだろうか。

★『聖母(マドンナ)の深き淵』柴田よしき★
↑タイトル微妙に違うかも知れん・・・
これはねー、女刑事が小さな我が子を育てながら、悪に立ち向かっていくという、正義のお話なのよ。
でね、これは実はシリーズ二作目らしいんだけど、らしいってことは、私ってば一作目を読んでいないわけ。
でも、作者はあとがきで「これは新しい物語です」って言ってるから、これから読んでも特に問題はないわけ。
なんかよく分からんけど、シャブ中の主婦が惨殺されて、さらにはジェンダーの悩みを抱える美女(性能は男)が失踪した友達を探してくれって言ってくるんだけどその友達は売春婦になってて。さらには、四年前の乳児誘拐事件も絡んできて、大変なのよ。
登場人物に、「高須」と「城本」っていう刑事が出てくるんだけど、これを見て「あと南と大塚と小室あたりが出てきたら完璧なんだけどなぁ」と思っちゃったわよ。
それは関係ないとして。
で、女刑事は三十四歳で子持ち(ただし未婚)なんだけど、とっても美人らしいのよ。
んでまあ、結構気も強くて。
改行が多いから、ちょっと散漫な感じかなあ?それに、会話とモノローグが多いしね。私は地の分で泣かせてもらいたい人なので、ちょっと物足りなかったな。
女刑事は暴走してるってことになってるんだけど、私から見れば普通じゃん、ってところ。
二回も犯されてるけど、抵抗しとらんしな、たいして。
その後、犯した相手を見て、怒りと嫌悪感しかあらわしてないのもおかしい気がする。恐怖心は芽生えないわけ?と思っちゃったりなんかしちゃったりして。
てなわけで、ちょっとばかし感情移入できずに終わってしまったのでした。
最後の麻生さん、相手はこいつだったんですねー!ってわかったところは結構よかったけど。婦女子は基本的にこういうのが好きなのかも知れない。
しかし・・・ゲイがいっぱい出てくる本だったなー。
似たようなので、音道貴子シリーズがあるけど、こっちの方が私は好きだ。この人人間っぽいし、乱暴されそうになったら刑事とかそんなの関係なく、本気で怖がってるし、トラウマになってるし。
なにしろ、地の文がいいよね。うん。

というわけで、明日は図書館に行って新しい本を調達してきます。
今回は変な文体になっちまったなー。わはは。


春雷

2002年1月21日
私は朝早くに学校に行って試験を受けていたからあまり被害を蒙らなかったんだけど、今日の雨はすごかったらしい。
ふたつ試験を受けたんだが、どちらも同じ先生・同じ教室で受験したので、私はぼおっとひとりで過ごしてたんだな。
で、友達が続々とやってきたんだけど、みんな雨の話題で盛り上がってやんの。
「傘が壊れるかと思った」
「膝までズボンが濡れた」
「鞄の中も水浸し」
・・・なんか、疎外感。
ま、試験の後、外に出た時、思い切り濡れたけどね。靴の中はもちろん水浸し。最悪。
ただの雨じゃなくて、風もひどくて、雷も何回か鳴りました。
近所では風雨のせいでテントが飛んで、車庫がぶっ壊れたし。おーこわ。

試験の出来はさておき、みんなで集まる日も残りわずか、ってことで、お食事会。
学校から歩いて十分くらい(?)の店までゴー。
かぼちゃ料理の店らしいんだが、普通の料理もあってホッとしたぞ。
780円のランチに、150円をプラスするとケーキがひとつ食べれるという、素敵なプランを採用し、もりもりと食べました。
7人で行ったから、おっきなテーブルを使って、ほんとにお食事会みたいだった。
最近生活が不規則で、だらだらと食事をすることばかりしていたから、こうやってセットメニューを食べるのは結構きついものがあった。
内容は、サラダ、スープ、パンふたつ、チキン、最後にケーキ。
メインディッシュのチキンが運ばれてくる前に、すでに腹いっぱいだったからね。
でも、残さず食べるのが基本。
ケーキは私の好きなブルーベリーチーズタルト。これでシメ。

途中、友達がにごり酒のことで怪しげなことを言い出したので、私がたしなめようとある発言をしたら、それが波紋を呼んでさらに盛り上がってしまった。下ネタで。あーうー。
風船の話も出てくるしね。
大丈夫か、わしら。
そんなこんなでお開き。
あとは試験日程とかみんなばらばらだし、二月になったら引っ越しちゃう人もいるので、今月中にまた会おうぜってことになった。
いつもだったらなかなか決まらない予定も、ある友達がささっと決めてくれた。
私は暇すぎて「いつでもいいよー」ってなるから、逆に予定が決まらないんだよね。ふー。


ペアご招待の方は外れ、ひとりぽっち招待券は当たったので、ひとりでレッツゴウ。
6時開場なので、5時20分頃に行ったんだけど、もう、結構人が並んでいた。
何故かL字型に並んでいたので、「ばっかじゃねーの。普通ジグザグに並ぶだろーが」と心の中で毒づいていたら並び方を変わった。
誰が言い出したのかは未確認。

で、6時オープン。
みんな早くに来て並んで、しっちゃかめっちゃか状態になるってことくらい予想もつくだろうに、係員が入ってくるのは15分くらい前なんだよね。
で、拡声器片手にワケわからんこと抜かしよるの。
「二列に並んでくださーい」
遅いっての。
だったら、張り紙でもしとけよ、前日から。
今回は地方テレビ局二社と、ZIP−FMが主催で、協賛はECC。
おばちゃんが「UCCじゃないよね?」と下らんギャグを飛ばしていた。
UCCだったら、コーヒーでももらえるのにねえ。ECCじゃあ、期待もできんよ。
てなわけで、もらったのは入会パンフ。いらんっちゅうの。

今回は血気盛んな若者が集まっており、みんな入ったとたんにダッシュ。
この並び順だったら、そんな走らなくてもいい席ゲットできるのにねえ。とりあえず、走りたいらしい。
私は前回と似たような席を確保。すると、その瞬間にマダムの二人連れが私の隣の席を確保。みんなやることは似ているようだ。
で、開演のブザーが鳴り、CBCアナウンサーの重本(シゲモト)とやらが挨拶。みんなの風邪を気にしてくれた。その後、どうでもいいECCの宣伝。それだけで疲れ気味の私。
映画はさっさと始まった。宣伝とか全然なし。予告とかやると思ったんだけど・・・。フランス映画だからか?

さて・・・なんでタイトルがワサビかっていうと。
劇中でジャン・レノがワサビをもりもり食ってるからか?なんで喫茶店でワサビが山盛りになって盆に載って出てくるのか知らないけど、ジャンは平気な顔してもりもりクチに運んでいた。
それを見ていた相方のミシェル・ミューラー。ためしにワサビを口に運んで・・・その後は想像通り。彼はコメディアンか?ってな具合さ。
ジャンはパリでも「ショーチュ−」や「ハルマキ」を作って食べていたからね。これが、リュック・ベッソンの思うところの日本かしらん。
19年前に消えた愛する日本人女性を思い続けていたユベール(ジャン)は、署長の息子を二度も手術室送りにしたせいで謹慎処分を受けてしまったんだっが、そんな時に日本から「ミコが死んだ」っちゅう連絡を受けるのね。
で、遺言にユベールに成人するまでの二日間、娘を保護してもらいたいって書いていたらしく、無理やり日本に来させる。
で、娘のユミ(広末)に会うんだけど、どうやらミコは生前ヤバイ事に突っ込んでいたらしく、ユミは狙われるのだ。それを父であるユベールは守らなきゃいかんわけよ。
で、日本にいた頃の同僚のモモ(ミシェル・ミューラー)に色々頼んで、というか命令して、なんでユミが狙われるかを調べるのであった。
そんなこんなで、一時間半程度の短い映画なので、謎解きはあっさりしてるんだけど(別に謎解きなんてないか・・・)、銃撃戦は何回かあったぞ。
ジャンはめっちゃ足長いしな。193センチもあるんですってよ。でかすぎるよ。そんなでかいとは思ってなかった。やまぴょん不覚。
そんな彼が、ゲーセンでダンスダンスレボリューションとか躍っちゃうんだぜ。びっくりよ。モモも躍ってたけど、ポーズが最高におかしかった。
それにしても、なんで行く先々でみんなフランス語喋れるわけ?英語ならともかく、なんでフランス語ぺらぺらなの?
弁護士、ユミ、銀行員、ヤクザっぽいおっさん、警備員などなど。なんで喋れるの?
これが最大の疑問。私も一年間フランス語を習っていたが、全然喋れないわよ?親父が痰を吐き出す時みたいな発音、マスターできるわけないじゃないの。
とか思いつつ、あとで「オルヴワール」とか「アンシャンテ!」とか「ジュマペール・・・」とかやってる私。
てなわけで、結構面白かったので、(内容は深くないけど、娯楽映画ってそんなもんじゃないのけ)皆さん、2月2日、観に行きましょう。是非。

< 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 >

 

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

この日記について

日記内を検索