★『疾風独楽』柏田道夫★★
柏田さんの本、初めて読みました。というか、お名前すら知りませんでした。
最近妙に時代小説を読む機会が多いので、その一環（？）で手に取ってみたんですが、久しぶりに男の人が書く時代物を読んだので、なんだか新鮮でした。
人物像が結構リアルというか、主人公にも厳しいストーリー展開になっているので。

同心の好青年・沢木様にホの字のお駒は15歳。香具師松井源水の娘で、自身も独楽を回す曲芸で舞台に立っている。香具師のくせして十手を預かるようになった松井源水は、近頃巷を騒がせている連続香具師殺しの犯人を追っていた・・・というところから物語はスタート。
元の女房で、お駒の母を何者かに殺され、その下手人もついでに探そうっていう魂胆らしいですが、敵対する香具師の元締めや今は表舞台に出てこない紀伊国屋文左衛門が出てきたり。お駒の出生の秘密なんぞも出てきて、推理モノとしてもなかなか面白く読めたと思います。
沢木様は、普通だったらとってもいい人で、もしかしたらお駒とうまくいくかも！？と思わせておいて、実は女たらしで（笑）。
悪気があるわけじゃないのよー、決して。ただ単に自覚がないっていうか、天性の女たらしっていうか。罪な男よのぉ。だって、他にも女の子たぶらかして自殺未遂させてるんですもの。けしからんよ。
その他、お駒は実は弟子に惚れられていたり。その弟子のことを義理の妹が好きだったり。姉妹愛もあったり。本編とはあまり関係のないサイドストーリーがなかなか好みでした。
で、謎を解明したり最後には場を盛り上げるためのアクション（？）があったり。お駒は恋には破れたけれど、ちゃんとそれをフォローするようなエピソードもあるしねぇ。
てなわけで、結構面白かったです。

今週末は、ドラ一位指名の明徳義塾高校の森岡良介くん、大忙しでした。
昨日はお昼頃名古屋に到着し、きしめんを食べ、名古屋テレビの『ドラゴンズくらぶ』に出演。
それから移動して東海ラジオの『ガッツナイト』と東海テレビの『ドラゴンズHOTスタジオ』にそれぞれ出演。
そして今日は朝っぱらからCBCテレビの『サンデードラゴンズ』（10時から生放送）に出演。ここでは他に砺波工業高校の桜井好実くん、日章学園の瀬間仲ノルベルトくんも一緒。
夕方からは中京テレビの『スポーツスタジアム』に出演ですからね・・・。
恐ろしいね、あんまりちやほやしてると、いかんですよ。

ちなみに、森岡君の好きな食べ物は炒飯。好きなアイドルは佐藤江梨子。
以上、どうでもいい情報でした。

ファン感には行かず、お友達と街をブラブラ。差し入れ買うのに付き合いました。
パルコ、久しぶりにうろついたけど、ずいぶん変わったね〜、地下が。プレゼント買ったりするのによくなりました。
家具屋は別のフロアに移動したらしいが、私には無関係なのでそんなことどうでもよろし。
それにしても、暑かった・・・。
夏場より冬場の暑さのほうが、こたえるかも。気持ち悪い、じっとりした暑さなんだよね。どうにかならんもんかしらん。入り口近辺だけあっためといて、他の店舗は風を送るとかして、換気を充分にやってもらいたいものです。店員も大変だよ。
そんで、怪しげな手づくり石鹸とか売ってる店に行ったんだが、気持ち悪くて仕方ない。
客は数分から数十分で帰れるからいいけど、こんなとこで働いてたら、気がおかしくなりそうだよ。
よっぽど鼻が詰まってる人じゃないと無理だす。

というわけで、母校のオーケストラの定期演奏会へ。
どういうわけか、いつも以上にお客さんが入っている。当日券を買っている人もいる。何故だ？
今回はバイオリンのソリストを招いていて、その人見たさに集まったらしいです、どうも。
立ち見なんて初めて見たよ・・・。そんなに有名な人だったの？すいません、私は彼女のこと、全く存じ上げておりません。
それに、チェロには外国人女性が入っておりました。うーん、インターナショナル。

私がずっと注目していたのは、パーカッション。
上の方から見下ろす形で見ていたので、よく見えました。いつもはチェロが良く見えるところからしか見てないからねえ。
で、ティンパニーの殿方に目が釘付けvv
叩き方がなんだか素敵でした。
ひとりでいちいち布（？）を載せたり顔を近づけたりしなきゃいけないから大変。
華麗な手さばきにうっとり。
岡惚れしそうでした。

えー。まず、中京高校、神宮大会高校の部での優勝、おめでとうございまする〜〜。
ま、甲子園大会に比べたら、全然インパクトないけどね。プレ選抜ってことで、来年のセンバツでも、是非頑張ってねん。

それにしても、「はひふへホ〜まん！！」はつまらんな・・・。
宝満円が普通すぎて面白くないっす。
吉村明宏、久しぶりに見た気が・・・。
「スパイスベータ」みたいな、楽しい番組をやってくれよな〜。
まあ、頑張ってください。

★『鉄輪の舞』式貴士★★
ずーっと「てつりん」だと思ってたんですが、正しくは「かなわ」だそうです。ずーっと勘違いしてたのよ・・・どうよ、それ。
最初のほうの収録作は、「カンタン刑」「チンポロジー」「スカトロ・エレジー」など、妙ちきりんな話が多かったんだが、「スカトロ〜」は、結構面白おかしく読めました。うんこ出しまくりの技はすごいねぇ。明るい下ネタ。
それ以降は結構幻想的な話が多かったかな。
「首吊り三味線」は、読み物としては面白いんだけど、猫鍋のくだりがちょっとね・・・猫を食べるんですぜ、この人。猫好きの私としては、結構いやんな内容。猫は煮るとすごく泡が出てくるそうです。お気をつけあそばせ。


そうそう、昨日は美容院へ行って髪の毛をカット。
えー・・・七ヶ月ぶり？
私、女捨ててる？
いつもの担当さんも、あきれるくらいのぼーぼーヘア。お恥ずかしい・・。
たまたま読んでた雑誌に面白い記事発見。
自分の子供の身長ってのは、もう成長する前から大体計算できるそうな。

男の子の場合
自分の身長＋相手の身長÷2＋13

女の子の場合
自分の身長＋相手の身長÷2−13

ですって。（ちょっとうろ覚えだけど）
というわけで、大体自分より大きくなるってことですかね。子供は。

というような記事を一生懸命読んでいたので、美容師さんとの会話も盛り上がらず。つうか、いつも盛り上がってないけど。
案の定、こやつは前髪を切りすぎやがったので、思わずムッとしてしまいましたしね。
悪いことしたかしら・・・ごめんあそばせ。

★『紫紺のつばめ』『さらば深川』宇江佐真理★
髪結い伊三次捕物余話シリーズを読みました。一作目は図書館になかったので読んでないけど、一応途中からでも話は分かるもんですね。
でも、設定年齢知らなくて、友達に「伊三次は25歳だよ」といわれ、びっくりしました。
だって・・・ドラマでは中村ぶりっじのすけがやってたじゃないのさー！
もう、全体的に7〜10歳くらい年齢設定上じゃないのさ。
やはし、実写で20代の時代劇をするのは難しいのかね、と思った次第。
増蔵親分の悲恋、おみつちゃんのかどわかし、おこなの亭主の死、日出吉の病死のエピソードが泣けたね！
しかし、ドラマのキャストが先にあると駄目だね・・・はしのすけの細目がちらちらと脳裡によみがえってくるだす・・・。

ポッキー＆プリッツの日でしたー。
黒いプリッツ、もう一度食べたい・・・。
確か、黒人女性のモデルさんが、制服にルーズソックス姿でCMされてました。
時代を感じるよ・・・。

★『月神の浅き夢』柴田よしき★
村上緑子シリーズ第三弾。（ちなみに、一作目は図書館に見当たらないので未読です）
前作は、「なんじゃこりゃあ。主人公に共感できへんわー」と思ってたのですが、アレから一年。私の心境も変化したのでしょうか。結構面白かったです。
若い独身刑事（しかもハンサム）ばかりが狙われて殺される事件が連続し、その真相を主人公が追うわけです。
しかし、静香が暴行されるとは。主人公もかなり危険な目にあってますし。キャラに容赦ないね、作者。今回、静香さん、バンちゃんといい感じになりつつあったようですが、山下はどうなったんだ？
それがすっごく気になる。。。

「こてんぱん」の由来って一体。

★『聖なる黒夜』柴田よしき★★
一週間くらいかけてやっとこさ読み終えたよ。長かったー！文字小さい上に、二段組。驚きの長さだね。
麻生と練の会話がまどろっこしいんだけど、二人の秘められた過去、というものがよーく分かって、興味深かったです。刑務所はおそろしかとこねー。こういう閉塞した場所って、人間が人間でなくなるのかもね。人生変わるわ、そりゃ。
及川と麻生の関係も特殊。普通、口の中を灰皿代わりにするか？ニコチンで死んじゃうよ〜。
と、あまり本筋には関係してこない場所で感心しておりました。結局、練の従兄弟（？）とやらはどうなったんだい？気になるぞ。
ところで、いつの間にやら練は麻生のことを「龍太郎」と呼んでるのですが、、、、いつから？
夜遅く、NHKで9月にやったとかいうチアリーディングの大会を見ました。
チアリーディングって、女子のものだと思ってたんですが、男もやるのね！
さすがにふりふりのスコート姿じゃなかったけど、数人長ズボン姿が混ざっているのは、なんか異様な光景。
男は下で支えるんだろう、と思っていたら、そんなこともなく、真ん中に乗っかって、女の子を三人くらい支えてました！すごい！どこから、こんなパワーが出てくるんだ！？と、大興奮してしまいましたわ。ウフフ。
で、見てたら自分の母校が出てきてびっくり。決勝残ってたんだね〜。よくやったね。ま、入賞しなかったけど。
解説者も、途中から「頑張れ！」とか「ああ、危ない！」とか「あー倒れちゃった」とか言ってて、あんまり解説してるって感じじゃなかったな。
ワザは「バスケットトス」と「シャチ」を覚えました。「シャチ」は、そのもので、しゃちほこポーズやってました・・・
「グランパス」というチーム名の大学があったんだけど、案の定そのチームは「シャチ」と「逆シャチ」を披露。やっぱりね〜〜
というわけで、結構チアリーディングも面白いですよ。

出身地別東西対抗野球が、昨夜えっらい遅い時間にやってました。
最近、テレビでスポーツばっかり見てるなあ〜。
先週は、エアロビをたまたま見たんだけど、最高に面白かった！
ワザの名前とか難度は分からないんだけど、腕立て伏せみたいなやつは、「プッシング」と言うらしい。途中で片手になって、さらに片足も床から外しちゃうの。すごいでしょー！
エアロビにはつきものの、いないいないばあみたいなやつも、超笑顔でやってました。
もう、始終笑顔！！笑顔の大売出し！！最高。
男女ペアとかは、たいていはきょうだいか夫婦、親子でした。母親と息子、ってのもあった。嫌だなあ、おかんとエアロビやるの・・・どういう心境なんだろう、彼らは。
ひとり気になったのは、大村きょうだいの男の子。16歳らしいんだが、ユース部門のシングル、トリオで優勝。さらに男女ペアでも上位入賞。すごいねー。もう、ほんとに超笑顔でびっくりさー。
これからも、頑張ってエアロビ続けてね。

それにしても、ノリはぱんぱんやなぁ・・・。ゴム鞠のようです。ほんとに野球選手？首ないよ？それなのに、意外と動きは軽快。おそるべし、ノリ。

だからどうした！！！


図書館に行って、いつものように五冊借りました。
その中の田口ランディ『アンテナ』一気読み。この人は、心理学とかオカルトとか、そういうのを織り込んできますなあ。前に『コンセント』を読んだ時も、セックスを媒介にシャーマンみたいなことをする女の人が出てきたし。今回は女が男に代わったくらいかな。また別の感じがして、面白かったっす。

★『アンテナ』田口ランディ（幻冬社文庫）★★
アンテナもコンセントも、外界と接触する、って意味では似たような使い方をされてました。新潟少女監禁事件をきっかけに、家族の形がいろいろと変わっていくって話。
もうずいぶん前に失踪してしまった妹。壊れていく家族。耐えられなくて家を出る長男（主人公）。
作中に出てきた「ソンディ・テスト」ってのは実在するのかな？あるとしたら、是非やってみたい。自分がSかMかわかるんだって。どっちなんだろー、わくわく。
『コンセント』と違って、明るい雰囲気で終わりました。呪縛から逃れた、ってやつね。でも、事件がちゃんと解決したわけではないんだよね。まあ、人生なんてそんなもんだろうけど。

久しぶりに、大学の友達と遊びました。
なんか、半月くらい連絡がないなーと思っていたら、怪しいセールスにひっかかりそうになってて、それどころじゃなかったらしい。
先輩とか友達とか、そういう身近な好意を持っていた人が悪徳商法に染まっちゃったら、嫌だよな〜。ホント。
ひっかからなくてよかったね。

それにしても、外はぴゅーぴゅーと寒いけど、一歩デパートの中に入るとあつっ！！
ここまで暖房入れなくてもいいんじゃない？と思ってしまいます。
こんな環境で働いている店員さん、大変だなあ。風邪ひいても知らないぞ。

暇だったので、オアシス21を回ったんだけど、足が疲れただけ。別に店をひやかしたりせず、ほんとに歩いただけだったからつまんなかったのかしら。
エレベーターが混んでたので、えらい目して階段で上まであがったんですが、頂上にたどり着いた時は無言でした。肩で息してたもの、私。なんか、ふらついたし。ヤバイんじゃないの、私の身体。
オアシスといっても、特に見るものがないので、観光名所にはならないよなー、ここ。

『ブリジットジョーンズの日記』を見ました。いや〜、マークっていい人だったのね。結構一途なんだね。トナカイのセーター着る男なんて願い下げだぜ、と私も思ったんだけど、それは彼の母に対する思いやりだった、っつーことで。
でも、いい年こいた息子にトナカイセーター贈るおかんもおかんよねぇ・・・。
「お尻がブラジルサイズ」ってのは、笑えないっす。他人事じゃないからね。
ひそかに笑ったのは、ゲイの友達が、ヒュー・グラントが入ってきた時に張り切って「トムです」と自己紹介したシーン。
トムの好みだったんだね・・・ヒュー・グラント。


中学時代の通学鞄が出てきたので、中身を見てみたら、当時の「○○○ノート」と通知表、健康の記録が入っていた。
「○○○ノート」ってのは（何故伏せ字・・）、連絡帳みたいなものですね。毎日日記みたいなことを書いて、朝先生に提出するわけ。で、コメント書いてもらって夕方に返してもらうの。そこに時間割とか家に帰ってからの過ごし方の計画とかできるようになってるんでやんす。
さすがに長期休暇中は書かなくていいけど、それ以外は毎日よ！うざすぎっす。
でも、今読み返してみると笑えるねー。
当時の自分はすかした嫌な野郎だったはずなのに、かなりあほな文章書いてるんだもん。「勉強をしなくちゃと思いつつ、『グレムリン』を見てしまいました」とか書いてある。
一番笑ったのは「中森明菜の写真を貼ったトラックがあってびっくりしました。今はすたれている人なので色々な人がいるのだなあと思いました。でも、こういう熱狂的なファンの人は、これ以上言うと怒り出して怖いので、このあたりでやめておきましょう」としめてあったヤツ。何が言いたいのだ、私は？よっぽど日記に書くネタがなかったんだろうなー。

それから健康の記録は、小学校に入学してから中学を卒業するまでの身長の移り変わりが書いてあった。
途中、一年間で十センチとか伸びている。よく関節痛くならなかったなーと感心してしまったよ。で、中学に入ってから160センチを越えたのだけど、体重が・・・体重の変化がすごいのよ。
中学二年まではよかったのに、部活をやめて太ってしまったらしく、四キロも増えている！
さらに、今はそれより十キロも増えている！
それを思うと、当時の私って超ナイスバデー？（笑）身長ほとんど今と変わらないしね、胸囲もそこそこなので、いい感じだったと思われます。
そ、それなのに・・・当時自分がどんなスタイルだったのか、さっぱり思い出せません。
ふ・・・過去の栄光に縋るな、ってことか。ふ。

寒すぎー！！ほんとに十月か？？

『ムルデカ17805』を見た。
ムルデカっちゅうのはインドネシアの言葉で「独立」という意味で、数字はインドネシアの暦で独立した日のことをさすらしいっす。
主演の山田純大。普通の髪型だったり坊主にしたりロン毛のかつらをかぶってみたりと、めまぐるしいです。英語やインドネシア語をしゃべったりしています。さすが帰国子女。英語はよどみないです。（特に発音がすごくいいというワケではないけど）

内容は、戦略としてインドネシアに駐在していた日本兵が、西洋諸国と戦うために現地の若者を鍛え抜く学校をつくるんだけど、日本は敗戦。
復員する日本兵も多い中、学校をとりまとめていた純大は、インドネシアに残ることを決め、彼らと共に独立目指して戦うのであった。
純大がワインの入ったボトルで殴られたところはびっくりしましたネ〜。殴ったおっさんも痛がってましたョ。
そんで純大が脱獄してしまったため、代わりに捕らえられて拷問された保坂尚輝。処刑されちったよ、可哀想に。
他の主要日本兵も、ことごとく壮絶な死に方を。六平さんが子供を助けようとして殺されたのはねぇ・・・ううう。
まあ、内容が内容なだけに、妙にクサイところが多かったよ。
ちなみに水橋研二はインドネシア人とのハーフで通訳役。でもあんまりインドネシア語喋ってなかったなあ。ラブリーっすねえ、彼は。

で、純大はいつ死ぬんだろうと思っていたら、終わりがけにあっさり殺されました。
こういう、大勢を統率するようなカリスマ性のある人って、最期は呆気なく死んだりするんだよね。

ところで、今日の笑っていいとものゲストは純大がゲストだったらしい。
AT車限定の免許しか持っていない男をどう思うか？というアンケートで、半数以上が「かっこ悪い」と判断していました。
私も、かっこ悪いと思います・・・。

韓国映画『LIES/嘘』を見ました。
向こうでは発禁処分になったり、色々あったそうな。
でもこっちではそこまで話題になってないよね？（知らんけど）
彫刻家のおっさんJと、女子高生Yが知り合って、会う度に行為が激しくなってくんだけど、要はそれだけの話で、面白くもなんともなかったなあ。
JがYを鞭で打ち始めるんだけど、どうやら彼はサドというよりもマゾで。次第にぶたれないと駄目な体質になってしまうんだな。
でも、若いYは特にそういう気分でもないらしく、結構二人は行き違ったりして、最後は案の定、YにJが見捨てられる形になったとさ。
うーん、どう収拾つけるか楽しみにしてたのに。やりすぎて死ぬとかさ〜（どんな展開を楽しみにしてたんだ、おのれは）。
特にこれといった修羅場もなかったので残念です。

★『幸せになりたい』乃南アサ★
全編、結婚生活、もしくはそれにまつわるエピソードをまとめたものでした。
これを読むと、結婚するのって嫌だなーと思ってしまうよ（汗）。
どれも主人公が悩んでいたりイライラしていたり、性格に難があったりして、読んでてずーっともやもやしてしまいました。
テンポがいいので、さくさくと読み進められるんだけどね。特に「お引っ越し」の村上が最悪。優秀な部下をいびっていびりたおしてるんだけど、最後はまんまとやられていい気味でしたわ。ほんと、嫌なやつ！こんなんが同じ職場にいたら、叩きのめしてやりたくなるよ。全く。
あと、「キャンドル・サービス」は分かるね、その気持ち。庶民には派手な結婚式は似合わないのよ。極度に緊張したりフラストレーションが溜まったりすると、人間どうなるかわかったもんじゃねえっすね、って感じの話。
それから、年の差のある不倫カップルが、とうとう結婚することになるんだけど、やっぱり年の差カップルは駄目だよ。絶対お互いに不満が出てくるから。と思ったり。
でも、ペタ夫妻は大丈夫？

好珍プレー見ました。
巨人メインの番組構成でつまらんかったんだが、マスコット特集は面白かったっす。
トラッキー可愛いなあ〜。一家に一体欲しいっす。
帽子を投げ捨てて暴れまくるんだけど、その落ちた帽子をホッシーが拾ってかぶせてあげようとしたのね。
それなのに、ホッシーをあんな目に・・・ううう。恐ろしいよ、トラッキー。
でも、そこが可愛い。ウフフ。

それから、ドラゴンズのドアラ。
子供には泣かれるわ無視されるわ、選手にはどつかれるわで、存在意義が危ぶまれております。
日本一不幸なマスコットとかいわれてるしな。
確かに、いじめられキャラの顔してるよ。
選手らには、「顔が変」って言われてるし。
挙句の果てには、プリンス立浪に
「え？もう終わってるでしょ？え、まだいたの？」と素で驚かれるしまつ。
立様は、ドアラの代が終わったものだと思っていたらしい。たしかに、シャオロンやパオロンの方が可愛いけど。球団のマークもシャオロンだし。
でも、試合に出ていてドアラの存在に気付かないとは。。。
不憫だねえ、ドアラって。
うちの姉も「あの顔はおかしい」と言ってるけど。

記憶なし。

★『甘露梅』宇江佐真理★
↑なんかもうちょっと副題ついてたけど、忘れた。調べるのもめんどい。

さて、新吉原・海老屋で住み込みでお針子として暮らす、若き後家さん・おとせさん。
36歳にして20歳の息子がいるのよー！びっくり。さらにその息子、出来ちゃった結婚してるし。びっくり。しかも、おとせさんの第二の恋のお相手は還暦のおじいちゃんだし。びっくり。
吉原のしきたりが色々分かって興味深かったっす。
客が来ないときは自分でそのお金を払わなくちゃいけないんだねー。それじゃあ、借金が一向に減りませんなあ。毎日客とらないとヤバイんだね。
客が来ないなら来ないで、ゆっくり休めていいもんかと思ってたんだけど。
まあ、自分のスタッフ（振袖新造とか番頭新造とか）の衣装やらなんやらも自分でまかなう必要があるし。
結構物入りなんだねぇ・・・苦労してるねぇ・・・。ホロリ。
一番可哀想なのは、結局思いが遂げられなかった二人だね。
身請けを予定していた検校さん、払ったお金はどうするんでしょう・・・？？？気になる。めちゃくちゃ。

昨日から中日、秋季キャンプスタート。
早すぎじゃん？もうちょっと休めばいいのに。
まあ、頑張ってくれ。
いいなあ、沖縄。


★『代書屋五郎太参る　春風ぞ吹く』宇江佐真理★
代書（付文がほとんど）の内職を乳兄弟の茶屋でしながら、学問で御番入りを目指す青年・五郎太。
愛する紀乃殿との祝言も、そうすれば相手の父親に認めてもらえる・・・！ってなわけで、日々学問にいそしむのであった。
でも、若いんですもの、時にはフラストレーション溜まって暴言吐いたりしちゃうのね。うーん、若い二人。
ま、最後にはうまくいくんだけど、最後のほうで、紀乃殿が自殺未遂すんのね。
そこまで思いつめるほど僕のことを好いてくれてるのねん☆
と思うより、ちょっとひいちゃうけどなー、私だったら。
時代が違うのかね？昔は気を惹く手段がそういうことしかなかったっていうか、好きな人と結婚できなかったら女は幸せになれない、っていうか。他に楽しみがないっちゅうか。大変だわ。
それにしても、内記様があんなキャラだったとは・・・ぷぷぷ。

『のだめカンタービレ』購入。
いーなあ、裏軒。食べに行きたい。
クラブハウスサンドも作れちゃうからね・・・おやっさん。